Skip to content
3月 26 / rakkyoo

理系の研究論文を書くために使ったMacのアプリ-Macを使い始めて半年でのまとめ-


はじめに


Macを使い始めて半年となり,ようやっと慣れてきた気がします.Macのみを使って,試行錯誤をしながら一年間研究生活をして,論文を書くまでになったので,その間使ったソフトのまとめです.

理系の研究生活をしていると,

  1. 計画して
  2. 実験して
  3. データを処理して
  4. グラフを書いてみて
  5. 説明用の図を作って
  6. 論文orプレゼンにして

の繰り返しなのですが,1and3〜6がmac上での作業になります.mac上でどんなソフトを使いながら半年間格闘したのか,以下にまとめていきます.


○ アウトラインを固める(1.計画して)


計画をする上では,まずは思いついたことをリストアップしていく作業が多いのですが,そんなときは,OmniOutliner Pro – The Omni Group
を使っています.ちょっぴりお値段はしてしまうのですが,日常使う物なので,使いやすいアウトラインエディタを探していたら,最終的にこれに落ち着きました.

このブログを書くときも,OmniOutliner Pro – The Omni Group
でリスト化してから書いています.
名称未設定
こんな感じに.
いろいろとすばらしいところはあるのですが,書いた物をHTMLに書き出したりすることもできたりします.
Fullscreen
タブで階層を下げたり,ドラッグで順番を入れ替えたりと,直感的に作業もできてとても便利です.


○ 解析ツール and プログラミング(2.データを処理して)


実験で取ったデータを解析する上では,解析ツールやプログラミング言語を使っています.

プログラミング-ruby-

今までは,perlを使っていたのですが,macを買ってからrubyを使い始めてみました.まだまだ初心者なのですが,データファイルの処理などは全てrubyで今は行っています.取ったデータを一括で処理したりするのはお手の物で,後述するRやgnupulotのパッケージを使うことで,統計解析を行ったり,グラフ化したりも簡単です.

何より,「irb」で対話的にいろいろと試せるのが素敵です.「ハッシュの書き方ってこんなんでいいんだけっけ?」とかって疑問に思ったらすぐにコマンドライン上で「irb」と打って,チェックしながらプログラミングできます.

プログラミング-eclipse java-

今年は,配布をしないといけないGUIプログラムを作成したのですが,マルチプラットフォームでとの事だったので,ちょっぴりJAVAをかじってみました.そんなお供に,eclipseはとっても役に立ちました.

解析ツール-R-

統計解析には「R」が一般的でしょうか?
macport経由で簡単にインストールして,簡単に統計解析ができます.
Rについては,

この本だけでなんとかなります.

解析ツール-octave-


これも,Macport経由で簡単にインストールできます.
octaveを触らない日は無いくらい毎日使っています.

用途としては,解析全般です.Matlabのクローンなので,思いついたことは何でもできるのですが,今年主に使っていたのは以下の点です.

  • 周波数解析 〜フーリエ変化や窓関数をかけたり
  • 統計解析 〜検定など
  • グラフ作成
  • 複数のファイルを一括処理
  • シミュレーション 〜微分方程式の解法

かなりざっくりとした書き方ですが,とにかく便利です.ただでこんなにできるのは本当にすごいですね.


○ グラフの作成(4.グラフを書いてみて)


グラフ作成はいろいろなソフトがありますね.
AppStoreで購入したのは,

あたりを購入して使ってみました.この二つの中では,イメージグラフの作成用にはOmniGraphSketcherを多用しました.この辺も含めて,グラフ作成に使ったソフトをまとめます.

グラフ作成 -R-


データの分布やヒストグラムを書くにはやはりRが一番ですね.

作図の領域やプロットする領域などの設定も柔軟にできるので,

思うようなグラフがかけるところがいいですね.

グラフ作成 -octave-


octaveも十分にグラフ作成ソフトとして使えます.

1
hold on

としておけば,どんどん同じグラフ上にプロットを増やせるし,棒グラフと折れ線グラフを重ねたりも,思うようにできます.

グラフ作成 -gnuplot-


言わずと知れた有名なグラフ作成ソフトですね.

私の場合は,gnuplot単独では無く,rubyから使っています.

rubyで複数のデータファイルを読み込んで→グラフ化したいデータを配列にまとめて→gnuplotでグラフ化してから→epsファイルをはき出す
という感じで使っているのですが,とっても快適です.

グラフ作成 -kaleidagraph-


とってもきれいにグラフがかけるソフトです.
何より,wordにグラフを貼り付けるときに,「OLE」として貼り付けられるので,後々直しが面倒なときはとても楽です.

wordで資料を印刷した後で,「もう少し線を太くしたいな」とか,「フォントを変えたいな」っといった時には,wordからkaleidagraphを呼び出して編集できます.
ただ,このソフトのネックはお値段が高いこと.(50000円くらいします)

グラフ作成 -OmniGraphSketcher-


Macを使い始めて,一番感動したソフトの一つです.

データをグラフ化するとかには余り使えないかもしれないのですが,説明用のイメージグラフを作成するには,これ以上のソフトは見たこと無いくらいすばらしいソフトです.詳しくは,このビデオチュートリアルにて↓


○ 図の作成(5.説明用の図を作って)

図の作成 -OmniGraffle-


フローチャート等をきれいに作るのにはOmniGraffle 6 – The Omni Groupがとってもきれいに書けます.

図の作成 -iDraw-


図の作成はiDrawがとってもすばらしいと思います.
オブジェクトの移動が粗っぽかったのですが,やりかたがわかれば,オブジェクトの移動もスムーズになって,私の仕事の範囲内ではほぼ完璧なドローソフトとなりました.


○ 論文を書く(6.論文orプレゼンにして)


Windowsでは,AdobeのPageMakerを使っていたのですが,もう作っていないみたいなので,macでは何を使おうか迷ったあげくに,一般的なのですが,以下のソフトを使って書いています.

論文を書く -word2011-

定番ですが,どうしてもファイルのやりとり上,これで作らないといけない状況です.windows時代から含めて,10年以上使っているのですがまだ使いこなしている気になれない不思議なソフトです.mac版(2011)は落ちることも無くて,とても快適に使えています.

論文を書く -LaTex-


Texの環境は,以下で簡単に入ります.↓

このwikiを参考にすれば,mac上に素敵なtex環境が整います.

LaTexに関しては,もうこの本だけで十分です.

[改訂第5版] LaTeX2e 美文書作成入門

この本のみで,かなり快適にLaTexライフが過ごせています.最近は,はがきの印刷や差し込み印刷もLaTexでやっています.


以上が,論文を書く上でお世話になったソフトたちです.
日常の生活では,その他様々なソフトのお世話になっているのですが,解析や論文作成に特化すると,たったこれだけなのですね.
フリーからシェアウェアまでごちゃ混ぜなのですが,LaTex以外は今年度初めて使ったソフトor言語です.環境が変わっても何とかなる物ですね....

何より不思議なのは,作業効率云々よりも,windows時代よりも数段作業自体が楽しいのがmacの魅力なのでしょうか?

とりあえず,今年度の備忘録です.

[`twib` not found]

Leave a comment

CAPTCHA


This blog is kept spam free by WP-SpamFree.